インデックス投資の父が残した一言
「時間はあなたの友、衝動はあなたの敵」
この言葉を残したのは、インデックスファンドの生みの親 ジョン・C・ボーグル
彼は一貫して「長期・分散・低コスト」の投資を提唱してきました。
その中で特に重要だと強調してるのが、この「時間」と「衝動」の関係です。
時間が味方になる理由
株式市場は短期では上下を繰り返しますが、長期で見れば右肩上がりになる傾向があります。
これは経済成長や企業の利益拡大が続く限り、株価も時間と共に成長するからです。
例:S&P500(米国株)
- 過去100年で年平均7~10%の成長
- 短期での暴落は数多くあったが、長期的には上昇
つまり、時間を味方につける=長期で保有し続けることが最もシンプルで効果的な戦略なんです。
衝動が敵になる理由
- 株価が下がると「今すぐ売らなきゃ!」と焦る
- 株価が上がると「もっと買わないと!」と欲が出る
- SNSやニュースで煽られて無計画に売却
こういった「感情に任せた行動」は、ほとんどの場合リターンを削ってしまいます。
ボーグルは、この衝動を抑えることこそが投資の最大の課題だと説いています。
衝動を抑える3つの方法
1.積み立て投資を設定して放置する
→毎月自動で買う仕組みを作れば、感情の介入が減る
2.短期の値動きに一喜一憂しない
→数年~数十年のゴールを意識する
3.情報を絞る
→1日中ニュースや株価を見続けない
時間と衝動の関係は「畑」と同じ
投資は畑仕事に似ています。
種をまき、毎日掘り返してしまえば芽は育ちません。
水やりや肥料は必要ですが、大事なのは時間をかけて育てることです。
衝動で掘り返すのではなく、じっくりと待つ。
これが投資の成功法です。
長期投資最大の味方は「時間」
「時間はあなたの友、衝動はあなたの敵」
ボーグルのこの言葉は、投資の世界だけでなく人生全般にも当てはまります。
短期の誘惑に負けず、時間を味方につけて資産を育てていきましょう♪
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