はじめに
投資を続けていると、必ず一度は経験するのが”暴落”
SNSやニュースでは「株価暴落!」「資産が解けた!」
という言葉が飛び交い不安になる人もいるはず。
でも、暴落は”避けるもの”ではなく”備えて活かすもの”
この記事では、過去の暴落事例を見ながら
どんな心構えで行動すべきかを初心者にもわかりやすく解説していきます。
暴落とは?過去の事例をドル・円ベースで見てみよう
S&P500の過去のチャートを見ると、暴落は思ったよりも頻繁に起きていて
その都度回復してきた事実があります。
たとえば
・リーマンショック(2008年)
S&P500は2年近くかけ約-63%下落
回復まで約4年2ヶ月かかった。
・コロナショック(2020年)
たった1ヶ月で約-30%の急落
でも4ヶ月後にはほぼ回復という異例のスピード回復
・世界恐慌(1929年)
株価は約-83%下落
回復まで約15年
今の分散投資時代では考えにくいほどの大暴落だった。
S&P500の過去のデータでは
・20%下落→平均回復に4年
・30%下落→平均回復に7年以上
暴落の深さが回復のスピードに関係あることが分かりますね。
暴落時にやってはいけないNG行動
焦って動くと損を広げやすい
暴落時に特に注意したいのはこの3つ
・パニック売り(感情で売る)
・全額を現金化してしまう
・暴落中に新しい銘柄に飛びつく
焦りは最大の敵
一時的な下落に動揺して売ってしまうと、回復の波を逃してしまうことに
暴落中だからこそ活きる「積み立て投資」
「暴落の時こそ積み立て投資をやめない」
これが長期投資の鉄則
・株価が下がるほど、安く買えるチャンス
・時間分散で購入コストを平均化できる(ドルコスト平均法)
・過去のデータでも、暴落後も継続した人ほどリターンが大きい
つまり、「暴落=チャンス」
この考えを持てると、焦りが減って継続しやすくなります。
暴落に備える「マイルールを作ろう」
感情で動かないためには、事前にルールを決めておくことが大切。
私のルールはこんな感じ
・最高値から10%下落したら現金の○○%を追加投資
・さらに10%下がったら、残りの○○%を追加投資してリバランス実施
たとえば現金で300万円、株式で1000万円持っているなら
株価が10%下落時に現金50万円で株を追加購入し
現金250万円、株式950万円に
さらに10%下落したら、また現金50万円追加し
現金200万円、株式900万円に
さらに暴落したらまた繰り返し、といった風に
マイルールを最初に決めておくのです。
もちろん「私は15%下落したら30万円追加購入しよう」とか
それぞれの無理のないルールでいいと思います。
コア・サテライト戦略との組み合わせで暴落をチャンスに
・コア(S&P500など)→安定的な資産形成を狙う部分
・サテライト(FANG+など)→値動きが大きい分、暴落時の買い増しチャンスを活かす部分
コアで守り、サテライトで攻める
暴落時こそバランスを意識して
「どのくらい下がったら、どれだけ追加投資するか」を
暴落が来る前に決めておくと落ち着いて考えれるので安心ですね。
暴落を乗り越えるためのメンタル管理
投資で本当に大切なのは”メンタル”
・短期の値動きを見すぎない
・ルールを明確にしておく
・”暴落は割引セール”くらいに思う
まとめ
・暴落は避けられないけど恐れる必要はない
・過去のすべての暴落は回復してきた
・ルールを持てば、暴落もチャンスに変わる
「暴落こそ買い増せ!」この言葉を胸に
焦らず・慌てず・コツコツと積み立てていきましょう👍
      
      
      
      
  
  
  
  

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