はじめに 「高配当株」ってなに?
「株を持ってるだけでお金がもらえる事がある」と聞いて、「それって本当?」と思ったことはありませんか?
それが実際もらえるのが、高配当株と呼ばれるものなんです
この記事では「高配当株とはなにか?」について、わかりやすく解説していきます。
高配当株、配当金ってなに?
高配当株とは、株主に対して毎年しっかりと「配当金」を出している企業の株のことです。
配当金とは「会社の利益の一部を、株を持っている人に分けてくれるお金」のこと
たとえば
あなたがある企業の株を10万円もっていたとして、年に4%の配当があれば
年間4000円の現金がもらえる、というイメージです。
株を売らなくても、持っているだけで「お金が入ってくる」のが高配当株の大きな特徴です。
高配当株のメリット
①配当金がもらえる(不労所得)
なんといっても1番の魅力はこれ!
株を持っているだけで定期的にお金が入ってくるのでまるで「お金が働いてくれてる」ような感覚になります。
年に1~4回ほど、配当金が貰える企業が多いです。
②生活資金として使いやすい
配当金は現金でもらえるため、毎月の生活費の足しとして使いやすいのがあります。(配当金でちょっと外食しようとか、携帯代が今月は浮いたなど)
高配当株をたくさん持っている人の中には、「配当だけで生活してる」人もいます。
③値動きが比較的おだやかな企業も多い
高配当株を出している企業は、安定したビジネスモデルを持つ大企業が多めです。
そのため、急に大きく上がったり下がったりしににく、落ち着いた値動きの銘柄が多い印象です。
高配当株のデメリット・注意点
もちろん、いいことばかりではありません
高配当株にもリスクはあります。
×①配当金が減ることもある(減配)
会社の利益が減れば配当金も減ることがあります。
これを減配といいます。
最悪の場合は「配当なし(無配)」になることも…
×②値上がりは期待しにくいことも
高配当株は「利益を配当に回している分、成長にはあまりお金を使っていない」場合があります。
そのため、株価の上昇(キャピタルゲイン)をあまり期待できない銘柄も多いです。
×③たくさんの銘柄を買うと管理が大変
高配当株は個別株が中心なので、複数持つと配当の時期や税金の管理が少し面倒になることも。
(おまかせで運用したい場合は個別株じゃなくETFや投資信託を選ぶのもあり)
高配当株に向いている人
高配当株はこんな人に向いています。
- 配当金という形で定期的に現金収入が欲しい人(お小遣いのような)
- 「ゆっくり、じっくり」投資したい人
- 将来、配当だけで生活してみたいと思ってる人(かなりの額が必要ではある)
まとめ 高配当株は”育てる楽しみ”がある
高配当株はすぐに大きく資産が増えるような投資ではありません。
でも、コツコツと株を増やし配当金を育てていくことができる「楽しさと実感がある投資」です。
たとえるなら「ちょっとずつお金を生んでくれるような”お金の木”」を育てていく感じです。
焦らず、じっくりと時間をかけて育てていくことが大切です。
最後に
私も「毎月少しずつでもお金がもらえたら嬉しいな」って思い高配当株を少しだけ持っています。
投資スタイルは人それぞれ、自分の生活スタイルや正確にあった投資法を選んでいきましょう!
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