FRBはアメリカの「日銀」のよう存在
ニュースでよく聞く「FRB」って、じつはアメリカの中央銀行のような機関なんです。
日本でいう「日銀」の立場で、アメリカのお金の流れをコントロールしています。
今回の「政策金利を0.25%下げる」という発表は
難しく聞こえるけど、ざっくりいえば
「お金を借りやすくして景気を後押ししよう!」という政策なんです。
利下げとは「政策金利を下げること」
「利下げ」とは、銀行から企業や個人が借りる時の金利を下げるということ。
利下げすると…
・企業は借入がしやすくなり、新しい投資や雇用がしやすくなる
・私たちも住宅ローンやカードローンの金利が下がり、返済が楽になる可能性がある
・株式市場には資金が流れやすくなり、株価が上がりやすい
つまり「経済を活発にするために、お金の流れをスムーズにする」仕組みなんです。
私たちの生活には「物価と為替」で影響が出る
アメリカの金利なのに、どうして日本の生活に影響があるの?と思いますよね
その答えは「為替」と「物価」にあります。
・円高になりやすい
アメリカの金利が下がるとドルの魅力が減って、円が買われやすくなります。
・ガソリンや食料品が安くなる可能性
円高になると輸入品の価格が下がり、スーパーの食品やガソリン代が少し落ち着く流れに
・輸出企業にはマイナス
トヨタやソニーのように海外で稼ぐ企業は、円高だと利益が減りやすいです。
その結果、日本株にマイナスの影響が出ることもある。
・預金金利は変わらず低い
残念ながら銀行に預けても利息はほとんど増えません
米国株は上がりやすいけど、円高時の注意
企業活動が活発になりやすいから、利下げは基本的に米国株にプラスです。
ただ、日本から投資している私たちはもう一つ注意点があります。
円高になると
せっかく米国株が上がっても円に換算すると利益が減ってしまう
ということです。
☝️株価と同時に「為替」も気にする必要があるんですね
ゴールド(金)は上がりやすい傾向に
ゴールドはちょっと不思議な資産で、利息が付きません。
でも金利が下がると「ほかに利息の付く資産が少ない」ので
相対的に金が魅力的に見えるんです。
さらに、ドル安になると世界的に金が買われやすくなるので
利下げは金価格の上昇要因になる事が多いです。
「安全資産」として注目されるタイミングでもあるので、投資の分散先として考える人も増えてきます。
まとめ:家計にはプラス、投資は円高リスクに注意
・生活面
→輸入価格が下がりやすく、ガソリンや食料品が安くなる可能性
・投資面
→米株とゴールドには追い風👍ただし円高で為替差損が出やすい
アメリカの金利政策は一見遠いニュースのようですが
実際は私たちの暮らしや投資に直結しています。
スーパーでの価格、ガソリン代、投資信託や株価など
どれもつながっているんですね🤔
だから「ちょっとしたニュース」も、自分の生活と重ねてみていくと面白いですね♪
      
      
      
      
  
  
  
  
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