1.ニュースの概要
日本時間2025年8月19日
ソフトバンクグループ(SBG)は米半導体大手インテルに対し、20憶ドル(3,000億円)を出資すると発表しました。
1株あたり23ドルで株式を取得し、投資規模としてはインテルの発行済株式の約2%にあたる見通しです。
この発表を受けて、インテルの株価は時間外取引で約4~5%以上の急上昇⬆️
SBGからの”信頼の証”に市場も好感した形です。
2.なぜ今、この投資なのか?
インテルは近年、AIチップ開発に出遅れ構造改革に苦戦しており
ソフトバンクCEOの孫正義氏は「半導体はすべての産業の基盤」「米国技術と製造力を支えたい」と声明で強調。
一方、米政府も政府によるインテルへの出費(最大10%まで、140億ドル 2兆円)を議論中との報道があり
この出資は社外からの資本注入として大きな意味を持ちます。
今後、公約・民間の支援が組み合わさる構図が見え始めています。
3.今後の見どころ:これからが正念場
この出費は、インテル再生に向けた”信頼投票”とも言えます。
その鍵は、やはり「AIチップ開発の巻き返し」と「製造拠点の再強化」です。
ソフトバンクはArmやAI技術の共同展開も期待されるところ
また、米政府の補助金(CHIPS法)や出費の行方も今後の企業戦略に影響を与える可能性が高く、引き続き注目されます。
4.まとめ
・ソフトバンクが3,000億円規模の出費でインテルを支援する構図に
・AI・半導体再興への期待から、インテル株価が即反応
・今後の展開に、米政府との協調やAI・製造戦略に注目
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