新米価格にびっくり!
今年の新米がスーパーに並び始めましたが、値段を見て驚いた人も多いのではないでしょうか?
宮崎産コシヒカリは5㎏で4,000~5,500円
昨年より1,000円以上高く、「ちょっと手が出しにくい価格」ですよね…
なぜここまで高いのか?
1.収穫量が減っている
猛暑や品質の低下で、米の出来が悪くなり
白米として使える量が少なくなってきた
→供給不足が価格に直結
2.JA(農協)の価格の仕組み
農家さんに支払う「概算金」という仮払いが高めに設定されたことで
スーパーに並ぶ価格も引き上げられています。
流通の仕組みも複雑で、簡単には安くなりません。
3.備蓄米の効果は限定的
政府は「備蓄米」を一部安く市場に出しましたが、量が少なく
一般のスーパーにほとんど届かない。
また、味や価格もそれほど魅力的ではないとの声もあります。
米価格高騰はいつまで続く?
・短期的(2025年~2026年)
備蓄米の放出は限定的で、大きな値下がりは期待できず
しばらくは高いまま。
・中期的(2027年頃~)
政府が「米の増産」を進める方針を打ち出しており
数年後からは少し落ち着く可能性がある。
・長期的
輸入米も徐々に広がり選択肢が増えることで安定していく見込み。
消費者ができる工夫
1.まとめ買いより計画的に
高値の時期は「セールでまとめ買い」よりも、必要な分だけ買うのが安心。
2.銘柄や産地を変えてみる
有名ブランド米にこだわらず、他の産地や品種を試すのも節約につながります。
まとめ
・新米は5㎏で4,000円以上と、今までより高価
・背景には収穫量減、農協の価格決定、備蓄米不足がある
・高値はしばらく続くが、増産政策や輸入拡大で数年後には落ち着く可能性
●消費者としては「今すぐ安くなる」とは期待せず、工夫しながら乗り切るのが大切ですね。
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