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3分ニュース:夢のマイホームは更地のまま…「2000万円」35年の住宅ローンだけが残って絶望

3分で分かるお金のニュース

気付いたら更地のまま…残されたのはローンだけ

兵庫県に住むAさん(40代)は、注文住宅を姫路市内に依頼し

契約時に250万円、着工前に1900万円の支払い(合計約2150万円)を済ませ

夢のマイホームを心待ちにしていました。

 

しかし工事は始まらず、仲介業者から「住宅メーカー『企広』が倒産した」と告げられビックリ

今も更地のまま、残されたのは2000万円を超える35年の住宅ローン

あまりにも理不尽な現実で受け止められなかったことでしょう…

なぜこんなことが起きたのか?その裏側とは

背景には、住宅業界特有の「前払い金」文化と

それを悪用しかねない「自転車操業」の構造的問題があります。

 

建設費用が莫大なため、中小メーカーは着工前や中間時に大きな前金(30~70%)を受け取り

その資金で次々工事費をまかなうケースもあります。

 

今回の『企広』元従業員は「着工金を他の工事科に回す自転車操業があった」

と証言しており、経営は末期には利益を度外視した無理な注文に陥っていたようです。

  

さらに『企広』は4月10日から

”最大300万円おトク”、”140万円相当設備特典”、”補助金最大160万円”

といったキャンペーンを打ち出していましたが

その20日後に突然破産、債権者からは「計画倒産ではないか」との声も上がりましたが

代理人弁護士は否定しています。

 

同じように困ってる人たちの声

Aさんだけではなく、他にも被害者が存在します。

Bさんは購入額の6割に当たる1600万円を支払い、工事は一切始まらず倒産

Cさん(60代)は実家の大規模なリフォームを依頼し、1000万円以上支払ったものの

再施工にはさらに1000万円を余儀なくされたそうです。

 

まさに涙が止まらない状態が複数発生しています…

泣き寝入りしないために出来る事

このような悲劇で泣き寝入りするしかないのか?

いいえ!以下のような手を打つことが可能です。

 

・証拠を揃える

 契約書、領収書、打ち合わせ記録、支払い証明などを確実に保存しておきましょう。

 

・専門窓口に相談

 まずは消費者センターや法テラスへ

 無料相談で具体的なアドバイスが得られます。

 

・住宅完成保証制度の確認

 住宅業者がこの制度に加入していれば、工事未完成の場合に保証が受けられる可能性があります。

 

・破産管財人に連絡

 契約企業が倒産した場合、破産管財人が財産の処理や債務者対応を担います。

 債務者集会への参加も重要な一歩となります。

 

まとめ

更地のまま35年ローンだけ残る…

このニュースは、ある種現代の悲劇ともいえる事案です。

しかし、泣き寝入りせず

公的な制度、専門窓口、証拠の確保

といったステップを踏むことで、少しでも希望を取り戻すことが出来るかもしれません。

 

家族の未来を守るために、今こそ具体的な行動を起こしましょう。

 

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