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3分ニュース:太陽光パネル廃棄の現実~リサイクル断念と課題~

3分で分かるお金のニュース

廃棄は始まっていて、これから本番を迎える

太陽光パネルの廃棄はすでに始まっていて

リサイクルはコスト面で進まず、多くが埋め立て処分に回っている現状です。

 

さらに2012年以降に大量導入されたパネルが寿命を迎えると

「廃棄ラッシュ」が本格化します。

 

リサイクルは採算が合わない

太陽光パネルはガラス・アルミ・シリコンなど複雑な素材で構成されており

分解や再利用には高額な費用が掛かります。

リサイクル費用

1枚あたり数千円~1万円

  

資源としての価値

それ以下

 

そのため、採算が取れずリサイクル事業を断念するケースも出ています。

結果的に「安い処分法」である埋め立てに依存せざるを得ないのです。

 

廃棄はすでに始まっていて、これからが本番

日本で太陽光パネルが普及したのは1990年代後半

当時設置されたパネルはすでに寿命を迎えて廃棄されています。

 

さらに2012年の固定価格買取価格(FIT)で大規模に導入されたパネルは、まだ稼働中

 

しかし寿命の20~30年が過ぎる頃、一斉に廃棄される可能性が高いとされています。

 

つまり

すでに廃棄は始まっている

これから大量廃棄が押し寄せるという二重の課題を抱えている

 

持続可能性は廃棄まで考えてこそ

太陽光発電はクリーンエネルギーの象徴ですが

廃棄段階を軽視すると「再エネのゴミ問題」となってしまいます。

 

本当に持続可能な社会を目指すには、発電の普及と同時に

リサイクル技術の確立

制度的な費用負担の仕組み

環境に優しい廃棄体制

を整えていくことが欠かせません。

 

再エネを「未来に残せる資産」にするために

廃棄問題を正面から考える時期に来ています。

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