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急に見えなくなっていく不安と、それでも前を向いて生きるということ

視覚障害

視覚障害の始まり

私は生まれつき全盲ではありません。

右目は30歳の時に現在と同じような状態になりました。

光と色の違いをぼんやり感じられる程度で、近くで手が動いているかがなんとなくわかる程度です。

当時は「片方見えていれば大丈夫!」と思っていた部分もありました。

左目にも異変が起きた

しかし5年ほど前から左目に異常な圧迫感を感じ、眼圧は30以上の日々が続くことに…

正確な数値は覚えてないのですが目が痛いというより「もの凄い頭痛に近い感覚」で、仕事を休み緊急外来で点滴を受ける日も何度かありました。

そこから視野の欠損を自覚するように…

毎年のように手術繰り返し2年ほど前から急激に視野の欠損が進行しました。

2025年7月現在

中心から上はほとんど見えず、右や下もかなり欠けていて視野の約2/3を失っている状態です。

眼圧の影響か日によって見えやすさも変わり、矯正しても0.4~0.5程の視力に揺れています。

生活の中で感じること

視覚に頼れないことで人混みや段差、信号などの日常の当たり前が障害になることがあります。

大好きなバイクや車に乗って1人でふらっとツーリングに行ったり、友達と一緒に走りに行ったりすることも無くなりました。

買い物や料理、スマホやパソコンなども工夫が必要で見えにくさに慣れるより「どう乗りこなすか」を考える日々です。

見えなくなったからこそ気付けたこと

見えないことは怖いしもどかしいです。

でもそのぶん人の優しさや、ほんの小さな幸せにも敏感になれたと思います。

「誰かの言葉に救われた」経験も多く、今度は自分が誰かの力になりたいという気持ちでブログを書いています。

このブログを通じて

私のような視覚障害は周りに説明しづらいことも多く、パソコンやスマホも見にくいながらに見えます。

遮光眼鏡の使用はしていますが白杖は現在は使っていません(購入検討中)、なので一見健常者と区別がつかないと思います。

このブログでは、そんな自分の経験や思いを等身大で綴っていきます。

同じように不安を抱えてる人の「ひとりじゃない」と思える場所になれば嬉しいです。

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